2011年12月30日

何者?何本?

「……何だ?…アレ…。。」一同、ポカーンとした顔で見ていた。

だんだん近寄ってくるドデカイ物体。
「あ、アレって、巨大イタチじゃないですか?」レオが言う。
「そうかも〜(゚Д゚)」チリもうなずく。
「何?その巨大イタチて…」キーツがレオに聞く。
「飼育が難しいのであまり一般的ではないのですが、
 馬の代わりといった所ですね。現在、馬は数が少ない為に王城でしか
 使われていません。イタチは城にも何本か居ましたね。」

「……な…何本?…何、その数え方…」引き気味で聞くキーツ。
「あ、何匹でもいいんですけど、イタチって胴が長いでしょ?
 だから何本っていうのが定着してるんです。(^∀^;)」焦って説明するレオ。
「あ…止まった…。」巨大イタチを見ていたセレンが言う。
一同よりも随分先で止まっている。イタチ達は体を掻き始めた。

「……あの乗ってる奴って…操作出来てねーんじゃねーの?」
「…そのようですね…完全にナメられてますね…」呆然とするキーツとレオ。
そんな事をよそにチリとアルテは興味津々で駆け寄る。
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「ああ!お前等!勝手に!」二人を追いかける様に3人も走り出した。
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2011年12月19日

連絡

「キーツ。キーツ!」タロはキーツのニンフに呼びかける。

「……ん?…おお?あ、タロさん?」キーツは随時ニンフを気にかけていたのでタロの呼びかけに直ぐに気づく事が出来た。

「良かった…。今どの辺りですか?」皆の居場所を確認するタロ。
「んーっと、えーっと。ココ何処?」周りの皆に聞く。
「あと1.2時間で町に着くぐらいの距離なんだけど」セレンが教える。

「えっと、あと1.2時間で町に着く等辺。」
「そうですか…それでは、私も町に向かいますので一度合流しましょう」
「あ、分っかりやした〜。」
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「タロ様何ですって〜??」チリがキーツの足下に駆け寄る。
「一回町で合流しようって。……何かあったのかな?」
「ま、とにかく先を急ぎまっしょ〜♪」アルテがテンション高く言う。

すると、前方からドデカイ物体がドドドドドと地面を揺らして走ってくる。
「ぅお〜い!」人が乗っているらしく、こちらに手を振っている。
どうやら敵ではないようだ。。。
posted by taroc at 14:16| Comment(0) | TAROTSTORY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月05日

サクラの過去

「下でダラダラ掃除してるクソ親父いるだろ?アイツさー、何年か前まで
 どうしようもない探検家でさ。。危険だから誰もが入らなかった山に入って
 結局…その山の神様怒らせちゃって…命からがら逃げて来たんだ。」
「んで?んで?!」興味津々な男の子。
「逃げて来たのはいいんだけど、呪いまで持って帰ってきて…
 大変だったんだ…本当に…災難災難、災難続きだったよ…」
苦笑いしながらも話すサクラ。
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「んで、本当にどうしようもないって時にタロさんが丁度この町に来てたんだ
 多分、古代図書館にでも用事があったのかな?
 そこで、お願いしたって訳。
 でも山の神様の呪いだからね…そんなに簡単なモノではなかったんだよ。
 ……結局…その呪いを説く為にその神様と契約を交わしたらしいんだ…」
「え!?契約って何を?!」
「…代償として目を差し出す事」

「えええええ!?目ぇ!?」驚きすぎて口をパクパクさせる男の子。
「そう…あんな身勝手な事をしたクソ親父の為にタロさんの目をだよ?
 勿論アタシはそんな事ならもういいんだと言ったんだけど…」
「あげちゃったんだ…」
「うん…だから今の元気なアタシとクソ親父がいるって訳。。
 タロさんの目は片方だけ取られちゃったみたい。でももう片方も
 かすかに見えてる程度だと思う…。本当の意味での命の恩人って事。」

「そうだったんだぁ〜。全身ローブ被ってるから怪しい人かと思って…」
ビシ!!!!サクラの脳天チョップがまやもや炸裂した…。
posted by taroc at 13:35| Comment(0) | TAROTSTORY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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