「ええ、サジタにも協力して貰います。港町テサロのサクラを知ってますね?」
「ああ、あの強いネーちゃんすか?」
「そうです。サクラと共に情報を集めて欲しいのです。
私一人では限度があるので…」
「あいや、分かりました。…おんじゃ、早速旅の準備でもしとくかのぉ〜」そう言って部屋の奥へと消えていった。
「じゃ、俺達は今度は何処へ向かえばいいんすか?」キーツが聞く。
「そうですね。。。……『アテライ』へ向かって下さい。」
「ぶは!!え゛え゛え゛え゛え゛!?え!?何で?何で!?」
コーヒーを散らしながら驚きを隠せないキーツ。
「予感がするんです。」
タロは一言そう答えるだけだった…。