2016年01月05日

兄さん

「それでは、サクラに宜しく伝えておいて下さい」
「は〜いよ☆…んじゃセンセー、くれぐれもやりすぎは禁物ですからな!
 センセーがどうかなったらワシは誰の弟子すりゃいーんですか!」

「分かりました。フフッ…サジタは私の母親代わりですね…」
クククと笑うタロ。
「何じゃ!それはー!誰がそう言わせてるか良く考えて下さいよー!」サジタ憤慨。

「いつも心配させてすみません。
 …でも私と一緒にいたら永遠そうなる可能性が高いかもですね」悪ぶって言う。
「……(=Д=;)…す…少しは自分で気をつけるとか考えんのですかっ!」
「アッハッハ!」タロは子供のように笑った。
「アハハじゃないですよ…ホンットに……(`^´) ブツブツ…」

「サジタの前だと安心するんです。…という理由では許してくれませんか?」

「……(=_=*)…そ…そんな…改まって言わんといて下さい。。ずるいな…
 だからって!気をつけないでいいという訳では無いんですからな!」これでもかと言うサジタ。

「分かっています。サジタ兄さん…(^^)」

タロはローブをひるがえしてデルフュへと向かった。

言葉を詰まらせるサジタ。。
「…(=_=)……その呼び方は……禁止やと言うとったじゃろ…」
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ボリボリと頭を掻き、タロの後ろ姿を見送るのであった…
posted by taroc at 22:21| Comment(0) | TAROTSTORY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする