「ねぇ〜、キーツはお泊まりしないのぉ〜?」
「え?宿まで提供してくれんの?」と調子の良いキーツ。
だが、それはタロが許さない。
「女性と子供だけの家に泊めさせる訳が無いでしょう。
無一文ならしょうがない、貴方は私の家に来なさい。」
「え!?マジで!?タロさんバンザーイ!」
野宿決定かと思われたが、意外にも宿をゲット出来て嬉しいキーツ。
「あの服で問題無いと思いますので、しばらくは様子を見ましょう。」
セレンに耳打ちをし、その後は普通の話し声に戻して喋る。
「それでは、今日もご馳走様でした。おやすみなさい。」
「本当にご馳走さんでしたーー!んじゃ、おやすみなー!おチビ〜☆」
タロはキーツを自分の家へと連れ帰るのであった。