一同が巨大イタチから降りた頃、ドアが開き中からタロが出てきた。
「あ!タロ様ぁ〜!(^∇^)」チリが駆け寄る。
「センセー、早かったですな〜」サジタが巨大イタチをタロの元へ連れてゆく。
「皆さん、ご苦労様でした。お前達も…」そういうとタロは巨大イタチに魔法をかける。みるみるうちに小さくなってゆくイタチ。
「すごーい!タロ様どうやったのぉ〜!?」猫くらいの大きさになったモリを抱え上げて問うチリ。
「物を小さくする魔法、チコリ姫も使えるハズですよ?」頭を撫でて言う。
「タロ様、今はチリなの〜!」
「あ、そうですね。軽率でした。(^-^)」
「でもね、その魔法は『生き物』には通用しないハズよ〜??」
「そうです。ちゃんと勉強してますね。
しかし、代々イタチは魔力を持っています。この子達は頭が良いのです。
自分達が生きられる最小限の大きさまで小さくなる事が出来ます。」
「本当にお利口さんだったのね。(^v^*)」コウを抱いて言うセレン。
和やかな女性陣の後ろではモリ号酔いをした野郎二人が慰め合っていた…。