「どうしたんですか?」集まったレオが聞く。
「今、食料や何かを積んでもらったけども〜、今度は武器じゃ。」
「武器?」全員が口にして問う。
「今、武器を持っとらん者は〜?」そう問われてセレンのみ手を挙げる。
「おお、セレンさんだけ?んじゃ、コレ。」と言ってセレンに大きな杖を渡す。
「すげー!コレ、先端は刃になってんぜ!」はしゃぐキーツ。
「ええ!?…じゃぁ、気をつけて使わなきゃ…」ビクビクして杖を握る。
「他に武器に自信の無いヤツはおらんか?今のうちに言っといたがええぞ。」
「え?言ったらどうなんの?」キーツが興味津々に聞く。
「そうじゃな…、武器を変えたくないなら…
お主達が成長したら一緒に成長するとか、そういう術を施すとかな。」
「え!それ早く言ってよ!んじゃ、オレのやって。」
そう言ってガンを2丁出すキーツ。
「ほう、銃とな…。。。。。。。」キーツをチラッと見て考え込むサジタ。
「何だよ…何か問題あんの?」
「こりゃセンセーに頼んでくれ。次。」アッサリ却下なサジタ。隣にいたレオの剣に術を施し始めた。
「ええ!?……ったく……頼りねーなー…」
ブツブツと愚痴りつつタロの居る家の中へ向かうキーツであった。