2010年10月08日

平穏な朝が戻った日

「タロせんせー!」
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朝日が差し込む廊下を元気良く走り寄ってくるアンディ。
昨日渡したTシャツを着用しており、魔法力が普通の子並に制御されていた。
ホッと胸をなで下ろすタロであった。

「コレ、ありがとー!」
「いつもお世話になってるからね、その恩返し。
 …でも…少し大きいみたいだね…(^^;)」
「大きくないもん!ちょーどいいんだもん!(`3´)ノ」
「そ、そうだね。。アンディに似合って良かった。」
「えへへ〜(*´∀`*)>みんなにこれから自慢しに行くの〜☆」
すごい勢いで走ってゆくアンディ、タロは慌てた。
「アンディ!そんなに走ると転んでっ……………」ぼってぇ!

案の定転ぶアンディ。
「…(;=_=)ほら、言ったろう…。。あんなに急いだら転んでしまうよ。。」
「だってぇ。。(ぐすん)」
「あ〜…。。ちょっと汚れてしまってる。。
 今日帰ってからでもいいから、お母さんに洗ってもらうんだよ?」
「…はぁ〜い。。(´・ω・`)」


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2010年10月13日

予期せぬ出来事

次の朝…

「っ!!?アンディ!?」
タロが振り返ると、遙か遠くにポテポテと小走りに近寄ってくるアンディの姿があった。

「ほえ?せんせ〜!」
自分が呼ぶ前からタロが振り向いたのが不思議でたまらないという顔をしながら駆け寄ってくる。
「何で分かったのー?ぼく、まだ呼んでないよー?」

「アンディ…。。昨日のTシャツはどうしたんだい?」
焦りを隠しながらも、柔らかな口調で問う。
「あのね、その事をお話に来たの〜。
 昨日お洗濯して干してたら、無くなっちゃったの。
 だからママに今日もせんせーをご飯に誘って来てねって言われたの。」
「ああ…そうだね。。……ちょっとこっちにおいで。」
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タロはローブの中にアンディを隠すように抱き上げ、学校内にある研究室へと向かった。。
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2010年10月21日

応急処置

「……………………」
研究室のドアに術を施すタロ。

「えへへ〜(^∀^*)楽しかったぁ〜。かくれんぼぉー?」
「そ…そうかな。ここに隠れていれば安心なんだ。」
「ふぅ〜ん。誰が鬼なの?」
不思議そうな顔をするアンディの質問に困るタロ。

「んー。。まだ分からないんだ。だから、見つからないようにしないとね。」
「うん。分かったーΨ(`∀´)Ψ」
イタズラっぽく笑うアンディ、その笑顔に少し助けられたタロであった。
しかし、ゆっくりしている暇はない。どうにか代用品をたてなければいけない。

「アンディ、君の着る服で毎日つけるモノってあるかい?」
「……んー。服ぅ?マントか今着てるヤツ〜☆
 パパに買ってもらったからいっつも着てるの〜(^∀^)ノ」
「よし、それじゃぁ、お父さんの方の服にしよう。…ちょっといいかな?」

アンディをくるりと回し、背中に両手を置いて術を唱え出す。
しばらくの間、研究室にタロの声が響いた…
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「もぅ終わったぁ〜?」退屈そうな声で聞くアンディ。
「長い間疲れたね、もう終わったよ。」
アンディの衣服を整えて、ポンと頭に手を置く。

「アンディ、今日の学校はもう終わりにして帰ろうか?」

タロの言葉にビックリする。
「え〜!?途中で帰ったらダメなんだよー?」
「私が校長に言っておくから、今日は帰ろう。」

「…はぁ〜い。」心配そうな顔をしながらも返事をする。
二人はまだ日が高いうちに、セレンの家へと急ぐのであった。。
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