予想外に早く帰ってきた二人に慌ててお出迎えをするセレン。
「おかえりなさ〜い!今日は早く終わったんですか??」

「いえいえ、ちょっとこれからの対策について話し合わなければと思って、
アンディも一緒に帰らせたのです。」
「そうだったんですか〜、わざわざすみませんでした。さぁ、どうぞ〜」
家に入ろうとする二人に反して、早く帰ってきたのだから外で遊びたいアンディ。
何か言いたげな顔でセレンを見つめる…それに気づくセレン。
「どうしたの?アンディ」
「お外で遊びたい。。」モジモジと目線を合わさずに頼んでみる。。
「だめよ、今日は。」少し厳しい口調で家に入れようとする。
それを見かねたタロが言う
「あ、セレンさん。一応今の服にも術を施しておきましたから、
目の届くところでならという事で許してあげて下さい。」
「え?そうだったんですか?…じゃぁ、玄関のドアを開けたまま、
私達が見える所でなら遊んでいいわよ(^-^)」
今度は笑顔で許すセレン。アンディも嬉しそうに玄関付近で遊び出す。
「本当に、アンディの事気にかけて下さって…」
「いえ、私が勝手にやってるだけですよ。。お気遣いなさらないで。」
二人は今後の事について、そしてTシャツが無くなった事について話を進めていった…