「これからの予定は決まっているんですか?」
「え!?」何も考えてなかったキーツはビックリする。
「えっと……何かしなくてはいけないとかそんな事は無いけど…
何か面白い事があれば、何処にでも行く自信はアリアリ!」
「そうですか…。。貴方にとって面白いか面白く無いかは分からないが…
この町で少し働く気はありませんか?」
そう言われて少し驚く。
「働くかぁ〜、面白ければ何でもやっちゃうけどなぁ〜(^∀^)ノ」
「じゃあ、面白いという事にしておいて、決定でいいですか?」
「……タロさんて…意外に強引っすね…(汗
ま!いいや!その間はタロさんのトコに世話になってていいって事っしょ?」
「ええ。何か不自由があれば、言ってもらえば何とかします。
連絡用のニンフ(妖精)を付けますので。。。」
そう言ってキーツに魔法をかける。キーツの心臓部分より「スゥ」っと妖精が出てきた。

「おわー!!すげー!何コレ!」またもや大騒ぎ。
「あまり騒がない様に…。ニンフが驚きますから…
この子を通じて貴方の思っている事、全て私に伝わります。ですので
嘘・偽りは通用しません。見張る様で悪いですが、今日会ったばかりの
人間を家に入れる訳ですからそれくらいはさせて下さい。
それがイヤであれば、今からでも断って頂いて構いません。どうですか?」
そう言われても特に考えもせず笑って答える。
「いいっすよ〜☆なんかおもろそうだし!!…いやぁ、でもコイツすげー!!」
注意事項よりもニンフが気になってしょうがない様子のキーツ。
やはりつかみ所が分からないタロであった。