2011年12月19日

連絡

「キーツ。キーツ!」タロはキーツのニンフに呼びかける。

「……ん?…おお?あ、タロさん?」キーツは随時ニンフを気にかけていたのでタロの呼びかけに直ぐに気づく事が出来た。

「良かった…。今どの辺りですか?」皆の居場所を確認するタロ。
「んーっと、えーっと。ココ何処?」周りの皆に聞く。
「あと1.2時間で町に着くぐらいの距離なんだけど」セレンが教える。

「えっと、あと1.2時間で町に着く等辺。」
「そうですか…それでは、私も町に向かいますので一度合流しましょう」
「あ、分っかりやした〜。」
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「タロ様何ですって〜??」チリがキーツの足下に駆け寄る。
「一回町で合流しようって。……何かあったのかな?」
「ま、とにかく先を急ぎまっしょ〜♪」アルテがテンション高く言う。

すると、前方からドデカイ物体がドドドドドと地面を揺らして走ってくる。
「ぅお〜い!」人が乗っているらしく、こちらに手を振っている。
どうやら敵ではないようだ。。。


posted by taroc at 14:16| Comment(0) | TAROTSTORY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月05日

サクラの過去

「下でダラダラ掃除してるクソ親父いるだろ?アイツさー、何年か前まで
 どうしようもない探検家でさ。。危険だから誰もが入らなかった山に入って
 結局…その山の神様怒らせちゃって…命からがら逃げて来たんだ。」
「んで?んで?!」興味津々な男の子。
「逃げて来たのはいいんだけど、呪いまで持って帰ってきて…
 大変だったんだ…本当に…災難災難、災難続きだったよ…」
苦笑いしながらも話すサクラ。
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「んで、本当にどうしようもないって時にタロさんが丁度この町に来てたんだ
 多分、古代図書館にでも用事があったのかな?
 そこで、お願いしたって訳。
 でも山の神様の呪いだからね…そんなに簡単なモノではなかったんだよ。
 ……結局…その呪いを説く為にその神様と契約を交わしたらしいんだ…」
「え!?契約って何を?!」
「…代償として目を差し出す事」

「えええええ!?目ぇ!?」驚きすぎて口をパクパクさせる男の子。
「そう…あんな身勝手な事をしたクソ親父の為にタロさんの目をだよ?
 勿論アタシはそんな事ならもういいんだと言ったんだけど…」
「あげちゃったんだ…」
「うん…だから今の元気なアタシとクソ親父がいるって訳。。
 タロさんの目は片方だけ取られちゃったみたい。でももう片方も
 かすかに見えてる程度だと思う…。本当の意味での命の恩人って事。」

「そうだったんだぁ〜。全身ローブ被ってるから怪しい人かと思って…」
ビシ!!!!サクラの脳天チョップがまやもや炸裂した…。
posted by taroc at 13:35| Comment(0) | TAROTSTORY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月28日

小さな友達

広く遠い海をヒザを抱えてボーっと見続けるサクラ。
屋根へ出る為の扉が「バン!」と開く。

「なんだぁ〜!サクラ、やっぱりここかぁ〜」13歳くらいの男の子が屋根から落ちない様にと気を付けながらサクラの元へ辿りつく。

「ああ…。どした?」まだボーっとしているサクラ。
「いや遊ぼうと思って…って…またあのタロってヤツと会ってたの?」
ビシ!!!!サクラのチョップが男の子の脳天を直撃。
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「うごぉぉぉおおお!いってぇ!!何すんのー!」ちょっと半泣き。
「ヤツとか言うな!タロさんって言え!タロさんて!」スパルタ教育サクラ。

「ぐむむむ……何?そんなにスゴイの?タロ……タロさんって…」
「スゴイよ。少なくともアタシは最高にスゴイ人だと思ってる。」自信満々に言う。
「何した人なの?」素朴な疑問をぶつける男の子。
「代々スゴイ事してるみたいだけど、タロさんは…なんか違うんだ…
 普通の人の悩みでも真剣に聞いてくれるっていうか…
 本当だったらこんな一市民の事なんて聞いてたらキリ無いだろ?
 だけど違う…タロさんは、、自分を犠牲にしてまでも守ろうとする人…」

「犠牲?」
posted by taroc at 19:09| Comment(0) | TAROTSTORY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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